企業支援事例
製造業
お茶屋カフェでBtoC拡大
- 事業所名
- 秀翠園
- 業種
- 縮小傾向の緑茶市場に対応するため、補助金を活用し「お茶屋カフェ」を開設。観光客や若年層に直接商品価値を届け、来店客を増加させることに成功した。
- 支援分野
-
- その他
- 従業員数
- 2人

- 相談内容(課題)
- ■現在の経営状況(現状)
津和野町の直地地区で1949年に創業し、まめ茶や緑茶などの製造販売を営むお茶園。店舗の前には茶園が広がり、名峰「青野山」を望むその景色は風光明媚な眺望。
現在、生活スタイルの変化により緑茶市場は縮小傾向にあり、従来の卸売り(BtoB)中心の販売スタイルからの転換の必要に迫られている。
そのような中、茶葉の栽培から加工までの一貫製造の強みを活かし「秀翠園」ブランドの確立を目指すとともに、若年層や観光客向けの新商品開発も積極的に行っており、卸販売以外にも店舗販売やECサイトなど販売チャネルも増やしている。
■相談内容(課題)
地域の観光資源を活用した煎茶体験もできる「お茶屋カフェ」を通じて、緑茶の価値を直接届ける機会を創出し、BtoC取引の拡大を図る。
- 支援内容
- カフェオープンに必要な改修などについて、補助事業(津和野町個別商業包括的支援事業補助金)を紹介。その採択と実施について、諸要件の確認や事業計画策定、補助事業申請や実績報告について伴走支援。
- 活用した支援策
- 津和野町個別商業包括的支援事業補助金:カフェオープンに必要な改修ができた
- 支援の成果
-
2024年9月に「お茶屋カフェ」オープン後、着実に来店客を増やしている。
- 今後の目標等
- 食材はお茶だけでなく地元で採れた米や野菜なども使っており、お客様に豊かな自然を眺めながら当地の魅力を満喫いただきたい。お客様の声に耳を傾け、メニュー改良やSNSによる情報発信を地道に行い、多くの方に来店いただきたい。
- 事業者の声
- オープン当初は来店いただけるのかとても不安でしたが、SNSを見て隣県から来店された方もおられ一安心しました。以前から商工会へ相談していますが、気軽にいつでも相談でき、親身になって一緒に考えていただける、とても身近な存在です。
-
事業所名:秀翠園
